[PostgreSQL] サンプルのデータベースを用意する
はじめに
練習用に手頃なサンプルデータベースが欲しくなることってありますよね? 僕の場合だとブログを書くときにサンプルが欲しくなったりするのですが、結果的にはPostgreSQL Tutorialにあったのですが、探すのに少し苦労しましたのでメモします。
環境
MacOS 10.10.5 PostgreSQL 9.4.5
※PostgreSQLのインストールについては割愛します。
サンプルデータベースを作る
まずはPostgreSQL Tutorialからサンプルをダウンロードします。
次にサンプルデータを入れるためのデータベースを用意します。
PostgreSQL内で
CREATE DATABASE dvdrental;
次にunzipコマンド先ほどダウンロードしたzipファイルを展開します。
unzip dvdrental.zip
次に同じディレクトリで以下のコマンドを叩きます。
pg_restore -U postgres -d dvdrental ./dvdrental.tar
これでサンプルのデータベースは用意できていますので、PostgreSQLに入って確認します
psql dvdrental
\dt
List of relations Schema | Name | Type | Owner --------+---------------+-------+---------- public | actor | table | postgres public | address | table | postgres public | category | table | postgres public | city | table | postgres public | country | table | postgres public | customer | table | postgres public | film | table | postgres public | film_actor | table | postgres public | film_category | table | postgres public | inventory | table | postgres public | language | table | postgres public | payment | table | postgres public | rental | table | postgres public | staff | table | postgres public | store | table | postgres (15 rows)
これでちゃんとサンプルのデータが用意されているのがわかります。 このサンプルにはER図も用意されています。
最後に
joinや相関サブクエリーといったSQLの動作確認をしようと思うといいサンプルがなかったり、自前で用意するとなると少し煩わしいですが、これで複雑なSQL文の動作確認や練習が思う存分できますね。 今後このサンプルを使って複雑で長いSQL文の解説記事なんかを書いてみたいと思います。